陣痛

昨日、美佳のうなり声で目が覚めました。
美佳がお腹が痛いとうなっています。
痛みが和らぐ時もあるんですが、痛みのある間隔は約5分。
周期的な痛みは陣痛だと思われます。

まだ妊娠28週なので、かなりの早産ですが、
元々子宮奇形で早産のリスクが高いと言われていたので、こういうものなのでしょう。
かかりつけの病院に電話すると、すぐに病院に来なさいとのこと。

美佳の痛みの周期はだんだん短くなってきているようです。
手早く入院セットとをまとめて車に積み込み、美佳と二人で病院に向かいます。
痛みがやってくると、美佳がたまらず運転中の私の手を強く握りしめてきます。
顔をしかめてますから、相当強い痛みのようです。

かなり早い時期なので不安は不安ですが、今の病院は21週の超未成熟児でも
生かす技術があるので、28週ならまだかなりましだと自分と美佳に言い聞かせます。
(ちなみに、予定日は第40週に設定されます。22週から36週での出産は早産になります。)

病院に着くと、すぐに分娩室に通されました。
つい2日前に母親学級で見学した大きな分娩室です。
水中出産用のお風呂(プール)まで備え付けてある部屋です。

2日前もこの部屋で出産があったのを見たところです。
ああ、来るべき物が来たんだなあ、とつくづく思います。
美佳が分娩台に乗ると、すぐに助産士さんが、器具をセットし胎児の心音を聞きます。
心音は正常のようです。

これから長丁場になることは、経験上分かっているので、
私はいったん、外に出かけ、食べ物などを買い込んできます。
仕事も2,3日休むことになる可能性があるので、その手配も行います。

それにしても、と考えます。
さすがに28週での出産となると子供も健常なままで生まれてくることはないでしょうから、
生まれた後の生活は相当大変になることが予想されます。
その覚悟と準備で頭の中で何度も今後の生活についてシュミレーションを行います。

そして、1時間後、分娩室に戻りました。
診察は既に終わった後でしたが、ドクターが戻ってきて説明してくれました。
助産士とドクターから説明を受けます。

「この痛みは陣痛ではないですね。」
「おそらく、お通じの痛みでしょう。」

ええええ? あそこまで覚悟を決めたいたのに!!

助産士が横から言います。

陣痛なら痛みの間隔が短くなるんですが、ほら、痛みもかなり和らいでいるようですし。

美佳の顔をみると、もう全然つらそうな顔をしてません。
えへへ、と笑っています。

ドクターが言います。

落ち着いたら今日はもう帰っていただいても結構ですよ。

帰っていい、と聞くと途端に美佳は目を輝かせてうれしそうな顔をしました。
まあ、病院嫌いな美佳ですから...ってそういう問題でもない気がしますが。苦笑

帰り際、助産士から、美佳の服装について30分くらいこっぴどく怒られました。
もしかして家で普段こんな格好をしてるんですか?
こんな裸みたいな格好の妊婦はいません。
こんなにお腹を冷やしたら痛くなって当たり前です。
自分が暑い思いをするのと、赤ちゃんの健康とどちらが大事なんですか?
タイと日本は違います。ここは日本ですから、日本の気候にあわせてください。
お腹を冷やしてたら、また病院に来なくちゃいけないですよ。

いやあ、美佳と同い年くらいの若いかわいい助産士さんに怒られるのは
恥ずかしかったですね。

まあ、そんなわけで、昨日はバタバタしてましたが、美佳は今日も元気に
パンツを見せながら家の中で裸みたいな格好で走り回っています。
全然懲りてないですね~。笑

by plastictakata | 2008-06-15 14:13 | 日本  

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