ミャンマーレストラン

今思えば運命だったのか。

私は学生時代、東南アジアのエスニック料理に嵌っていた。
東京都内のタイ料理屋、カンボジア料理屋は、みかけるたびに片っ端から通ったものだ。
大学の帰りには、毎日のように近くのベトナム料理屋で夕食をとっていたものだ。

当時はロシアやフランスの文化に傾倒している時期でもあったので、
言語や人づきあいの面で東南アジアに興味があったわけではないのだが、
なぜか料理だけは、ロシアやフランス以上に嵌っていたように思う。

女性とデートする際、勝負をかける店も、あえてフレンチではなく、
タイ料理を選択したことも何度かあった。
外苑墓地近くのライステラスという店で、
食後に出される怪しいお酒を一緒に一気飲みするのは
私の中ではデートする際のお決まりのパターンになっていた。

洗練されたタイ料理も良く食べたが、野趣な料理が食べたい時は
大塚駅北口の商店街の中にある、ミャンマー料理屋シェナンドに行っていた。
家が近かったこともあり、この店にも本当によく行った。
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この店、レストランと言うよりは、カウンターもあるスナックのような作り。
オーナーはミャンマー女性と結婚した日本人で、興が乗ると店内のカラオケで
Billy Joel を歌っていたのを思い出す。
小さい子供が、夜中でも店内で遊んでいたのは妙な雰囲気をかもし出していた。

甘いものが嫌いな私だったが、この店で最後に出されるアイスティーだけは
不思議と飲めた。
辛いミャンマー料理の締めには絶妙の組み合わせだったかもしれない。

美佳と結婚してから妙にこの料理屋が懐かしくなった。
無性に美佳と一緒に行ってみたくなった。
しかし、調べてみると残念ながら店はとうの昔に閉店し、オーナー一家は
ミャンマーに帰国したようだ。

もうないと分かると、なおさら懐かしさだけが妙にこみあげくる。
今頃あのオーナー一家はどうしているのだろう.....



ちなみに......学生時代、東南アジアのほとんど全ての国の料理を食べた私ですが、
なぜかフィリピン料理だけは!!
一度たりとも食べませんでした。
残念。切腹!! 笑

by plastictakata | 2008-02-08 21:32 | 日本  

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