[イサーン式結婚体験記]前日 IV - 深夜の準備

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家の周囲では、大勢の人が明日に備えて準備をしています。
トラックが、大量の牛肉を運んできました。
明日のために、二頭の牛をさばいたそうです。
ぶった切りになって運ばれてきた肉を、男たち数名が倉庫で切り分けています。

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トラックで椅子も運ばれてきました。もう数えようのないくらいたくさんの椅子です。
庭先では、バナナの葉できれいな細工をつくっているカトゥーン/女性たちもいました。

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さて、さすがにもう遅い時間なので、寝室に通されます。
以前、私と美佳が寝たきれいな部屋です。
普段は美佳のおばさんの部屋なんだと思います。
今回は、ここが私、フランソワ、S太君の寝室になるようです。
3人で荷物をあけて、寝る準備をしていると、お母さんが入ってきました。
明日の結納金の確認です。

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銀行からそのまま持ってきた紙袋をあけ、美佳、お母さん、私、
フランソワ、S太君の5人でひたすら勘定します。
なんといっても、2,009,999バーツ(7百万円弱)ですからね。
数えるのに一時間以上はかかったと思います。
また、金99バーツ(時価三百万円強)とあわせて大きな皿5つに盛ります。

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次に、金玄関(※後述します。結婚式の銭ゲバ儀式の一つです)に
備えて100バーツを赤い封筒に詰め込んでいきます。
金玄関のことはあらかじめ知っていたので、100バーツ札は大量に両替して
持ってきてありました。
よかったです。もし、なければ代わりに500バーツ札や1000バーツ札を
要求されたかもしれませんから。
基本的には封筒一つに100バーツ札一枚。ただ、二つの封筒だけは
500バーツを入れました。
その意味は次の日にわかりました。

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寝る前に外にもう一度出てみると、何人かは作業をやめてそのまま屋外で
寝ていました。
そういえば、美佳が「今日は私外で寝るから。」と言っていましたが、
まさか花嫁が同じように野宿するつもりでは...と恐ろしくなって
寝室に帰ると、私のふとんで先に寝転がってました。

普段の静かな田舎と違って、男たちがトントンと肉を切る音がする中、
電気を消して睡眠タイムです。
私は美佳のふとんに入って寝ころがりました。

するとフランソワがぽつりと言いました。
「トオル、心配ないぜ。遠慮なくやっていいぜ。今晩、俺はあっちむいて寝たふりしてるから。」
これには、私も美佳もS太君も大笑い。

まあ、遠慮なく凸凹...はさすがにしませんでしたが、
美佳と二人、堅く抱き合って眠りに入ったのでした。この時、午前一時でした。

by plastictakata | 2007-01-20 14:11 | タイ結婚式  

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