[11月後半タイ滞在記] VIII : 四日目 - ゴールドショップ

b0098969_2564570.jpg
b0098969_257190.jpg
b0098969_2571384.jpg


タクシーは30分以上も走っていますが、まだ目的地につきません。
以前行った、お母さんの住むアパートの近くまで来たのに
まだ目的地ではないようです。

タクシン地区は、スクンビットあたりと比べると、町もごみごみしています。
ただ、人は多く、店の数も多く、アジアな活気があふれています。

デパートも立派なのがそこいらにあるのが、バンコクという都市の
経済活動の活発さを物語っています。
店というと巨大資本型のショッピングモールと町の小汚い商店の両極端な店の形態しかない
フィリピンとは違います。
タイも階層社会とはいうものの、中流階級がしっかり存在する点が
フィリピンとの根本的な違いなのでしょう。

b0098969_257505.jpg
b0098969_258948.jpg
b0098969_2583770.jpg
b0098969_2585774.jpg
タクシーの中から道を歩くきれいな女の子を眺めたり、
美佳と話をして時間をつぶしていました。
しかし30分以上も走るとさすがに飽きてきました。
前回見た風景なので、美佳に『お母さんの家、このあたりだよね。』と聞くと
「ううん、違うよ。」と言いました。なにかおかしいです。

スクンビットを出発してから約一時間後、ようやく目的地に着きました。
やはりお母さんの家でした。

前回、訪れた時は、フィリピンのスクウォッターハウスの記憶が鮮明な頃だったせいか、なんてこぎれいなところなんだろうと、思いましたが、
今、スクンビット界隈の小奇麗なところに慣れた目から見るとやはり汚くて狭いですね。
まあ、スラムと言うほどではないし、我慢できないほどひどくはないんですが。
この程度で汚いと思うようになるとフィリピンのスクウォッターハウスにはもう戻れないかな。苦笑

さて、家に入ろうとすると、家の前に近所の人が溜まって酒盛りをしているのに気がつきました。
なんだか妙だな、と思いながら家に入ると、美佳がすぐに出かけようと促してきます。

バイク便でピストン輸送してもらって、私、美佳、お母さんが三人がたどり着いたところは
町のゴールドショップ屋でした。

なんだ、買い物って、服だと言ってた気がしたけど、金のアクセサリーが欲しかったのかあ、と思っていると、美佳が言いました。
「今日、結納すませちゃうけど、いい?」

あまりに突然でびっくりしました。
美佳が続けていいます。「結納は今日済ませちゃうけどね、結納金の支払いは、今度会う時でいいから。
で、あなた、いくらなら結納金払える?」
美佳が私に直接お金を請求するのは初めてでした。
何かしら覚悟を決めた様子で、結構迫力があります。私はすっかり気圧されてしまってました。

b0098969_2594827.jpg
b0098969_3027.jpg
『え... いや、そうだな、200万バーツ(約700万円弱)なら来週にでも払えるかな。』
それを聞いた美佳は母親としばらく話した後、こう言いました。
「じゃあね、1,999,999バーツと、金99バーツ(約300万円)でいいから。」
『は、はあ。』
「それでね、今日は金(きん)を少し買うだけでいいから。いくらでもいいから。
今日、いくらまでなら買える?」
『そ、そうだな。クレジットカードがあるから、19バーツ分くらいなら。』
すると、話は決まったとばかりに、美佳とお母さんは、ゴールドショップの中に入り、
品定めを始めました。

ただ、19バーツもの単品は置いていませんので、3バーツのネックレス5本と1バーツの指輪を4個買うことにしました。

品定めが終わって、支払いをしようとすると、問題が発覚。
バンコクの中心から離れたこの田舎町では外国のクレジットカードを使うにはパスポート提示がいるそうです。
この日は、パスポートを持って出歩いてませんでしたので、困りました。

仕方ないので、別の店に行きますが、やはり同じ状況です。

ここでようやく美佳と母親はあきらめてくれたようなので、私はほっとしました。

by plastictakata | 2006-12-07 20:21 | タイ  

<< [11月後半タイ滞在記] IX... [11月後半タイ滞在記] VI... >>