タイの区役所 - [10月訪タイ記 IV]

昨日は卵の日だったので、それにちなんでランチは卵を食べることにしました。
ところが、いざ皿に盛られた料理を見ると卵がどこにもありません。
私は、美佳に聞きました『卵がないよ。

すると美佳は答えました。「あるよ
え? どこどこ?
ほら、ここ
美佳がさしたのは卵ではなく、鶏。
これを食べれば後で卵になるよ。きゃはははは。
うーん、この冗談のセンス、タイ独特なんでしょうか、美佳独特なんでしょうか。笑

ともあれ、ようやく訪タイ記の続きです。
二日目の朝からです。




朝、起きると尼羅がとても不思議そうな顔をして周囲を見渡しています。
東京の家と違うのが分かるようです。

美佳、尼羅の支度が整ってから、BTSに乗ってトンブリ地区に向かいます。
(ちなみに、美佳によると、タイ人にトンブリ地区と言っても通じない、普通はファントン ฝั่งธน と言うとのこと。)

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前回、4月にBTSに乗ったときもそうだったのですが、
小さい子供を抱いていると、乗客が我を争うように席をゆずってくれます。
もう席を譲りたくて仕方ない、と思えるくらい勢いよく、そして満面の笑顔で席を譲ってくれるのです。

日本の場合、電車やバスに乗っても、
臭い気持ち悪い寒汰氏のようなオサーンが席をゆずるどころか、
美佳の体をネトッと嘗め回すように見てくるだけで、優先席以外で席を譲られることなど皆無です。
(ちなみにタイも含めて日本以外のほとんどの国は優先席という概念すらないです。すべての席が優先席だからです。)

こういう点では、タイはいいですね。人々のマナーがよい国は滞在していて気持ちがよいです。
BTSは、昔に比べて延伸されていて、いまやトンブリ地区にまで伸びています。
かつての終点 Saphan Taksin 駅を超えて二駅、新しい終点の Wong Wian Yai วงเวียน ใหญ่ 駅で降ります。
真新しい高架鉄道が大通りに沿って走るその風景は日本の新興住宅街か、上海あたりを思い出せます。

ここから、タクシーに乗って Phet Kasem (ペカセム เพชรเกษม)をひたすら西に向かいます。
町は町ですが、外国人の臭いは全くしない、ローカル色が強くなっていきます。
ちなみに、このペカセム、広くて長い大通りなんですが、夜中には走り屋の専用道路になるそうです。
美佳もつい3年前まで、その集団の先頭を切ってモーターバイクを乗り回していたそうです。苦笑
だから私、この通りは隅から隅まで知ってるよ!」大汗

ゆうに30分は走ったころ、ようやく、とあるsoi に入り、目的地に着きました。
着いたところは立派な家ですが、美佳の知り合いの家のようです。

家の前には美佳のお母さんが出迎えに来てました。
孫(尼羅)の顔を見るのが待ちきれなくてしょうがないという様子ですね。

私はお母さんに挨拶して尼羅を預けてから家にあがりました。
この家、概観も立派ですが、中も外と同様に立派でした。

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リノベートしたばかりで新築同様の私のマンションよりよほど立派な気がします。
少なくとも家具はうちのより遥かに高級ですね。
また、タイ人は他の家具に比較してもやたら高いAV機器を持ちたがる気がします。
この家にも日本人の家にもありそうな高級そうなDVDプレーヤー、テレビ、スピーカーがおいてありました。
(スピーカーはタイの家は比較的広いことも関係しているでしょうが)

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家の中には年老いた家族と、子供が何人か居ました。
誰が誰かもうわかりませんが、ワイをして挨拶しました。

リビングでは丸々と太った子供(この家の子供)が、タイの時代劇の DVD を見てました。
タイでは今、富裕層の子供の肥満が社会問題になっているというのを少し思い出します。
それはともかく、時代劇はこれはこれで面白いです。
内容はいまいちわかりませんが、アユタヤ朝くらいの時代設定で、戦争と恋人が主題です。
DVD3枚の超大作映画のようです。
日本や韓国、中国の時代劇と違って、タイの時代劇も味があっていいですね。

人心地ついてから再びタクシーに乗って、お母さんを連れて4人で区役所に向かいました。
この区役所、それなりに立派で、私の住んでいる東京都S区のそれとあまりかわらないくらいですね。
特に受付のお姉ちゃんはきれかったです。笑

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あと、面白いのが、組織図を写真入で必ず貼ってあって
誰がどの部門の責任者か一目瞭然でわかるようになってるんですね。

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番号札を取って、しばらく待つのは日本と変わらないですね。

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職員のものと思える傘がほしてあったのですが、遮光性になっているのは日傘もかねているからですかね。

尼羅がぐずつき始めたので、私が尼羅を連れて外に出ます。
ついでなので、タイ語の練習も兼ねて近くの屋台で買い物をしました。
おばちゃんに、「これは何?」「鶏? じゃあ、これを二つ頂戴。いくら?
これくらいの簡単な会話なんですが、私のタイ語がたどだとしいせいか、
最後は英語で値段を言われてしまいましたorz
しかも結構いい発音してます。
外国人なんて絶対に来そうにない超ローカル地区のおばさんでも、英語が話せるんですね~。

ちなみに、このおばちゃん、私のことは中国人だと思っていたそうです。爆
私、もう何年も日本人扱いされたことがない気がします。笑

さて、区役所に戻ると書類手続きはほぼ終わっていて、
美佳が写真をとられるところでした。
なんと普通の Webcam で職員が撮るのはびっくりします。
まあ、ある意味合理的というか。
また、日本と違うのは、身長が分かるように背景に線が入っているところですね。
これは日本以外の多くの国でもそうですね。

撮影後、しばらく待って、美佳の新しい身分証ができあがりました。
結婚後1年半たちましたが、ようやくこれで美佳の苗字が高田になりました。
(日本の法律ではまだ「三船」のままですが)

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この新しい身分証、MICさんが気がついたとおり、ICチップ入りになっています。
2年ほど前からこうなったそうです。
未だに外国人登録証にICチップが入ってない日本より進んでいますね。笑

身分証を新しくした後、今度は近くの店でランチを食べます。
いや、これがまた激ウマです。
あまりに美味しいので、また2杯食べて、さらにカオニャオマムアンまで
食べてしまいました。笑

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お母さんは自分の食事も食べずに尼羅用に串焼きを買ってせっせと食べさせてます。
ものすごいうれしそうです。

帰りはバスに乗りました。
あの、ドアが空いたまま走っているバスです。
いやあ、ローカル色豊かでいいですね。
社内は思ったほど汚くないですね。

乗るとすぐに車掌さん(女性)がやってくるので、料金を払います。
モスクワのトロリーバスと同じですね。
値段は忘れてしまったのですが、10THBかそこら。かなり安かったです。

バスを降りて先ほどの例の立派な家に戻ると、
どこかで見た顔の青年が彼女らしい女の子を連れていました。
(この女の子がやたらセクシーだったのですが、その写真は撮り逃してしまいました)

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この青年、美佳と私の結婚式で、私の付き人をしてくれた人(名前はボーイ)です。
彼はこの家の当主(お父さんは病気ですでに引退)だったのです。
彼はかなり金持ちだったんですね。
そして、この彼に付き人を頼んだのは、きっと彼が金持ちだからなのでしょう。
日本でも、媒酌人は社会的地位のある人にお願いしますが、それに似たようなものだと思われます。

結婚式のときは、美佳のおじさんが付き人をやってくれてると思ったのですが、
彼はおじさんではなく、美佳の両親の若い友人だったようです。
下のエントリの行進の写真でピンクの傘が見えますが、それをさしているのがこのボーイでした。



[イサーン式結婚体験記]当日 III - 行進そして金玄関

[イサーン式結婚体験記]総集編

この後、金持ちタイ男の事情について、美佳が少し教えてくれるのでした。

(続く)

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by plastictakata | 2009-10-13 00:40 | タイ  

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